糖質制限について、調味料についての成分についてまとめていきます。栄養成分については文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参照し引用しております。
調味料の栄養成分表(100g)
製品群1
エネルギー | たんぱく質 | 糖質 | |
砂糖 | 384 | 0.0 | 99.2 |
食塩 | 0 | 0.0 | 0.0 |
こしょう | 371 | 10.6 | 68.3 |
柚子胡椒 | 49 | 1.3 | 3.1 |
穀物酢 | 25 | 0.1 | 2.4 |
黒酢 | 54 | 1.0 | 9.0 |
バルサミコ酢 | 99 | 0.5 | 19.4 |
ポン酢 | 47 | 3.4 | 8.0 |
濃口醤油 | 71 | 7.7 | 10.1 |
薄口醤油 | 54 | 5.7 | 7.8 |
たまり醤油 | 111 | 11.8 | 15.9 |
減塩醤油濃口 | 69 | 8.1 | 9.0 |
だし入り味噌 | 194 | 13.2 | 17.8 |
減塩味噌 | 192 | 10.8 | 20.2 |
赤味噌 | 186 | 13.1 | 17.0 |
砂糖はほぼ100%糖質で出来ているので糖質制限中の使用は厳しい。塩は0gなので塩分が気になる方以外は特に問題なしで、こしょうは意外と数値が高いが一回につき2g~5g程度であれば少量の摂取なのできつい制限の方以外はあまり気にする必要はないかもしれない。ただそれ以外のものは全体的に数値が高く、使いやすい醤油や味噌について、きつい制限の方は使うのをためらう数値になっている。
製品群2
エネルギー | たんぱく質 | 糖質 | |
ケチャップ | 119 | 1.7 | 25.6 |
ウスターソース | 117 | 1.0 | 26.3 |
中濃ソース | 132 | 0.8 | 29.8 |
濃厚ソース | 132 | 0.9 | 29.9 |
めんつゆ | 44 | 2.2 | 8.7 |
オイスターソース | 107 | 7.7 | 18.1 |
マヨネーズ | 670 | 2.8 | 1.7 |
マヨネーズ(低カロリー) | 282 | 2.9 | 2.5 |
おろし生姜 | 43 | 0.7 | 8.6 |
おろしにんにく | 171 | 4.7 | 37.0 |
練りわさび | 265 | 3.3 | 39.8 |
練りカラシ | 174 | 4.8 | 13.1 |
まずケチャップ、ソース系は普通に使用することは難しく、めんつゆ、オイスターソースも値が高めなので注意が必要です。マヨネーズは低カロリーのものよりも普通のマヨネーズの方が糖質が低いので糖質制限であれば普通のマヨネーズを摂取しましょう。(念のため、マヨネーズは「卵黄タイプ」でないと糖質が増えますので注意してください。)最後の4つ、チューブ系については量が少なければ摂取可能だと思います。
製品群3
エネルギー | たんぱく質 | 糖質 | |
お好み焼きソース | 148 | 1.6 | 33.3 |
ダシ醤油 | 37 | 4.0 | 5.2 |
かつおだし | 3 | 0.5 | 0.0 |
昆布だし | 4 | 0.1 | 0.9 |
固形ブイヨン | 235 | 7.0 | 41.8 |
甜麺醤 | 256 | 8.5 | 35.0 |
豆板醤 | 60 | 2.0 | 3.6 |
ナンプラー | 48 | 9.1 | 2.7 |
カレールー | 512 | 6.5 | 41.0 |
ゴマだれ | 285 | 7.4 | 30.1 |
冷やし中華のタレ | 57 | 2.6 | 7.5 |
本みりん | 241 | 0.3 | 43.2 |
こちらもだし系以外は厳しい値が並んでいる。固形ブイヨンについては、使用方法がだしと同じなため、単純に3gでスープを作る等であれば摂取可能です。かつおだし、昆布だし、ブイヨン以外だとダシ醤油、豆板醤、ナンプラーなどは量が少なければというところだが、その他については全て制限中は使用が難しいように思えます。
総評
調味料は味の決め手になる重要なものなのですが、このままでは気兼ねなく使えるのが大物だと塩、マヨネーズのみでかなり限られてきますので、味のバリエーションを出すのが難しいです。味に飽きが来ないように工夫する必要があ流のですが、この調味料については少し打開策がありますので、別途まとめます。全体的な糖質のイメージを掴んで頂ければ幸いです。